以前に一度、短い期間だけブログを書いたことがあった。しかし、そのとき私はほとんど無職同然で、家から出る用事もなかったためか、日に日に書くべきことがなくなっていき、突然パッタリやめてしまった。ただただ自分への愚痴を書き溜めるだけのどうしようもない記事ばかりだったが、なぜか一日に千人ほどの閲覧者がおり、中にはメッセージをくれる方もいた。ニートでしかなかった私の承認欲求は、きっと何かを書き反応があることで満たされて、今にして思えばそれでどうにか理性を保っていたのだろう。何十日続いたかも忘れたが、いつか自己嫌悪が爆発した際にそのときの記事はすべて消してしまった。あの頃に比べると今は社会との接点が多少なりともあるためか、スラスラと日記(のようなもの)が書けるような気もする。