sora20150904

面接者の方ふたりが正面の席に着くと、応募書類の入った封筒を渡し、よろしくお願いします、とだけ言いました。 
それを渡すタイミングもよくわからず、ぎこちない動きばかりしてしまいました。
ふたりは履歴書に目を落とし、しばらくしていくつか質問をされました。
何気ない様子で訊ねるのでリラックスした気分で受け答えが出来たと思います。
志望動機、これまでの経歴をどうにか答えました。
うまく喋ることは出来ずに、何度か言葉に詰まったり、吃ったりしてしまいました。
それから、ニート期間のことについて訊ねられました。
なにをしていたのか。
なにを考えていたのか。
なぜ働かなかったのか。
そんな質問に対してなにかしら回答も用意していなかったため、少しの間押し黙ってしまいました。
結局「なにもしていなかった」と正直に答えてしまいました。
この辺りで相手の顔色は曇ったように思います。
ぼくのほうも心は折れ、早く帰りたいとだけ考えていました。
人より秀でた能力はなにもありません。
劣等感しかありません。
面接は15分ほどで終わったと思います。
帰り際、面接者の方は「即戦力を求めているから今回は厳しいかもしれない」と言い、自分は不採用だとおしえてくれました。
それでも、結果は後日郵送で伝えられるようです。
外へ出ると雨が降っており、傘もなく、少し濡れて帰りました。
やっと面接が終わったのに落胆しかありません。
不安な気持ちを大きくさせただけでした。
次の面接が恐ろしくもあり、応募書類の作成も鬱陶しく、こんなことを続けていく自信がありませんし、自分が採用にいきつくとも思えず、これからまだまだこんな日々が続いていくのかと思うと、もうたまらなく死にたくなってきます。
これまで何度も思ったのだけど、書けば実際そこへ突き進んでいくような気がしてそうしなかったのだけれど、実のところずいぶん前から、もうずっと死にたい。